明確な着付け方
ご訪問ありがとうございます。
大阪市阿倍野区 他装着付け教室 なかむらです。
今年に入り、もう1カ月が経ちました。
この1カ月の間に、数名様が新しく着付け教室にご入会下さりました。
全くの着付け初心者の方もいらっしゃいますが、『以前他教室で他装を習い師範まで取りました』という方のレッスン希望が結構多いです。
お話をお伺いいたしますと、着付けはお出来になられるのですが、なんとなくもやもやした状態と言いますか、うやむやなまま着付けをしている部分があるようです。
◆衣紋が上手く抜けない。
◆衿合わせが思ったような角度に決まらない
◆時間が経つと衿が浮いてくる。
◆おはしょりがきれいに作れない。
◆補正の入れ方はほとんど習っていない。
◆どうなっていたらきれいな着付けなのかいまいちよく分からない。
このような不安な状態のまま、もし着付けのお仕事をしていたら・・・
いずれ大きなクレームがきてしまうかもしれません。
実際に過去には、そのような状況になり慌てて習いに来られた方もいらっしゃいます。
まずは、うやむやな着付け方を、もっと明確な着付け方に変えなければいけません。
◆衣紋はこういう形にしたい。
◆こうなっていたら衿は崩れない。
◆おはしょりの作り方はこうする。
◆補正はこういう理由で入れる。
◆こうなっていたらきれいな着付け。
明確な着付け方を自分でしっかりと分かっていないと、そこを目指した着付けが出来ないのは当然です。
でも、分かってしまえば意外と『なんだ~そんなことか~』と思えるぐらい簡単ことが出来ていなかったりするんです。
また、『何度やってもうまくできない』という時は、以前習った固定概念を捨て、
今までと違うやり方をやってみると、意外とすぐに問題が解決することもあります。
私は着付け歴18年目になりますが、それでもまだまだ考えたり、今までと着付け方を変えてみたり、自分なりに改良を続けています。
着付けは、意外と奥深いですね。
でもだから楽しいんだと思います。
今年もお客様に喜んで頂ける着付けができるよう頑張ります!!
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