着付け師2年目の方が体験レッスンに来られました
ご訪問ご訪問頂きありがとうございます。
大阪市阿倍野区 （御堂筋線の西田辺駅からすぐ）
他装着付け教室 なかむらです。
昨日、当教室へのご入会をお考えの方が体験レッスンにお越し下さいました。
この方は、以前に他の着付け教室で自装、他装共に習われて
現在、成人式の着付けデビューして2年目とのこと。
既にお客様に着付けをされている着付け師さんということですね。
着付け教室にも、かなり何年も通われていらっしゃったとのこと。
では、なぜまたこのタイミングで着付けを習われたいのかな？
きっと、更なるスキルアップを目指していらっしゃるのでしょう。と思っていました。
お話をお伺いすると、成人式の着付けの際、帯結びをしていると、
着物の裾が少しずり落ちてきていることに気が付き、必死で帯の下に突っ込んだと･･･😱
そして、お客様には『もし裾が落ちてくるような場合は、同じように帯の下へ突っ込んで対処してほしい』と伝えたそうです😱
そのお話を伺った時点で、(実際の着付けは見ていませんが）多分、他装着付けの基礎が出来ていないのだろう。と思いました。
まず、着付けている途中で着物の裾が落ちてくなんてありえないんですよ。
着付けの時間(30分程）すら持たないということは、確実にその後裾がずり落ちていきます。
そして、その崩れの修正をお客様にお願いするとは･･･ 絶対にダメです！
厳しいことを言いますが、そのレベルで仕事をしてはいけません。
着付け料金を頂いているのですから、お客様に失礼ですよね💦
でも、なぜ何年も着付けを習っていたのに、その仕上がりになるのでしょう？
残念ながら、細かくきっちりとした技術を教わっていないのです。
だから中途半端な仕上がりになり、着付け師さん自身も
上手く着付けられないことに すごく悩まなければならないのです。
ちなみに、その方に仕事を振っているのは、以前習っていたその着付け教室なのです。
その着付け教室自体が、そのようなレベルの着付けで仕事に入れるという認識なのでしょう。
当教室では、絶対にそのレベルでは着付けの仕事を任せません。
ちょっと厳しい言い方になってしまいましたが、それが現実です。
ご体験に来て下さったその方に、着付け方を少し見せて頂きました。
その際に、ご本人様は全く気付かれてなかったのですが
着物の着付けの前に、長襦袢の着付けで、もう着崩れていることが判明致しました。
ご本人様は、成人式着付けの時の裾のずり落ちを気にされていらっしゃいましたが
長襦袢の着付けを見る限り、胸元、襟元も着崩れていたはずです。
ご体験では、長襦袢の着付けについてレッスンさせて頂きました。
ご本人様は長襦袢の着付けなんて、全くのノーマークだったので
『長襦袢の着付けだけでこんなに違うなんて、目からウロコです！』と
かなり驚いたご様子でした。
そして、『私は何年も一体何を習ってたんかな』と仰っていました。
この方は当教室のレッスンで、今の着付けの仕上がりよりも劇的に変わります！
そして、今よりも確実に自信を持って着付けができるようになるはずです😊
お帰りの際には『今日は本当に体験レッスンに来て良かったです！』と仰って頂きました。
その後、すぐにご入会をされたいというメッセージを頂きました。
以前の着付け教室から合わせると、かなりの年数、費用がかかってしまいますよね💦
結構な遠回りにはなってしまいましたが、これから一緒にがんばりましょうね😊
着付けを仕事にしたい！と思い着付け教室を探されていらっしゃる方、
何が一番の近道かよく考えてお教室をお選びください。
安易に料金が安いから、近いから、レッスン回数が少ない、などの理由で選んでしまい、
粗い技術しか教えてもらえず
再度、他のお教室に習いに行かないといけない、ということのないようにして下さいね！
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